「会う力」養成講座について
こんな方に
を引き出す力を養いたい
個の力を高めたい
1対1で話を聞いてみたい
人間になりたい
メディアを創りたい
仕事にしたい
ゼロから学びたい
リサーチ力を高めたい
スキルを身につけたい
コミュニケーション力を養いたい
カウンセラーとしての腕を上げたい
悩み解決の糸口を見つけたい
会社の看板がないとしたら、
どれだけの人と会えますか?
2020年に発生した新型コロナウイルスの影響で、外出時にはマスク着用し、不要不急の外出は控えるなど、働き方・生活様式・人との会い方が大きく変化しました。
一方で、リモートワークの採用・副業を認める会社も増えるなど、ポジティブな変化も表れています。
2020年代にこのようなことが起きるとは、誰もが予想しえなかったことと思います。そんなますます先行き不透明な時代。
あなたは会社の看板がないとしたら、どれだけの人と会うことができるでしょうか? これまで会社員として実績を積み重ね、社内外で評価されていたとしても、独立したあなたという存在が人と会えるか。
生きていく上で、人との関わりは不可欠です。
仕事であれば、人の悩みに答えたり・人々の生活を豊かにすることが価値となる。
私生活であれば、パートナーシップや仲間や友人との関わりが、あなたの生活を豊かにしてくれる。
あなたが関わることで幸せになれる人たちがたくさんいます。
そんなあなたの力をもっと幅広く活用してみませんか。
あなたのメディアを持って
人と会い続けること
人と会って、あなたの力を発揮する上で大切なことは、あなたのメディアを持って人と会い続けることです。
プロインタビュアー早川洋平は、著者の声を届ける「人生を変える一冊」という著者へのインタビューポッドキャスト(音声配信)を初めたことで、自身の人生を大きく変化させました。
早川洋平の番組は三方よしのメディアであることを大切にしています。
自分のためだけでなく、相手や社会の役に立つ。
相手の方や社会の役に立つメディアを持って、人と会い続けることであなたの人生に変化が訪れます。
会社の看板に頼らず
激動の時代を生き抜くには
メディアを持って人と会う方法というと、一般的には「ライター講座」や「インタビュー講座」もあります。
しかし、ライティングやインタビューの技術が向上しただけでは解決できない問題が2つあります。
一つ目は「人といかにして会うか」、 二つ目は「出会った人との縁をいかに紡ぐか」です。
人と会うためにはアポが必要です。プロインタビュアー早川洋平が各界のトップランナーをはじめ、戦争体験者などに会う前に行なっていることを「会う力養成講座」でお伝えしています。
また人と会ったあとにどのようにして縁を紡いでいるか。見過ごしがちな人との縁の紡ぎ方も余すことなくお伝えしています。
独立したメディアを持つことで
会い続けられる人になる
「会う力」であなたの思い描く人生を歩むには、3つの大切なポイントがあります。
- 三方良しの「あなただけのメディア」をもつ。
- 会う力(8つの力)を理解し実践する(人と会う前・会った時・会った後)。
- 結果を焦らない。自力を一歩ずつ養っていく。
これらのことが大切です。
ここで早川洋平が人と会う力を実践し運営しているメディアをご紹介します。
現在は本を出版されている方の声を届ける「著者の声」
戦争体験者の声を届ける「戦争の記憶」
もともと新聞記者出身の早川洋平ですが、独立した三方良しメディアをもち人と会い続けたことで、独立後も会いたい人に会ってインタビューを行い、彼らの声を社会に届ける活動を続けています。
会い続けられる人になるために
必要な「8つの力」
あなたが独立した存在として人と会い続けるようになるためには「8つの力」が不可欠です。
- リサーチ力
- メモ力
- アポ取り力
- 段取り力
- 質問力
- 現場力
- 縁紡力
- メディア力(場の力)
これら「8つの力」を理解し実践することで、会社の看板に頼らない生き方を行えるようになります。
「8つの力」の詳細はこちらよりご確認いただけます。
「早川洋平」のストーリー
夢はプロサッカー選手になって2002年日韓W杯に出場。そして海外でプレーすること。そのためにサッカー進学校を選び、「今よりもっと成長するにはどうしたらいいか」。当時はそれだけを四六時中考えていた。朝は誰よりも早くグラウンドに入り、夜も最後まで自主練を重ねた。特別な才能に恵まれていない自分にできることは「努力でカバーする」ことだけだった。だが、3年間ただの一度も公式戦に出ることはできなかった。「努力だけでは越えられない壁」に初めてぶつかり、18歳にして人生最大の夢を絶たれた僕は、やりたいこともないまま「とりあえず」大学へ進んだ。
入学時に唯一決めていたのは「サッカー以外」の世界を見ること。新歓コンパにサークル活動……みんなが楽しそうに勤しむ大学生活を送ってみた。だが、自分にはあわないと1カ月で気付く。続いてチャレンジしたのはアルバイト。引っ越し、ファミレス、家庭教師、プールガード、世論調査員……大学自体に経験したのは30種類以上。おかげで目的の「サッカー以外の」世界を少しだけ垣間見ることができた。
さらに世界を広げてくれたのは文字通り、海外旅行だった。アメリカ、タイ、韓国……アルバイトで稼いだお金の大半をつぎ込んだ。そのどれもが典型的な貧乏旅行だったが、毎日が想定外の連続、毎分のように自分を強制アップデートさせられる感覚がたまらなかった。初めてサッカー以外で「自分の成長」と「人生を生きている」ことが感じられる日々がそこにはあった。
こんな生活をこれからもずっと続けられたら……そして迎えた就職活動。選んだ道は新聞記者だった。国内外の色々な場所に行き、多様な人に会って話を聞く。自分の足で得た価値ある情報を伝えることで、世の中の役に立ちながら自分もアップデートし続けられる。これほど自分にぴったりな仕事はないのでは。そう感じた僕は全国の新聞社を受けまくり、ありがたいことに1社から内定をもらうことができた。希望に満ちた22歳の春。生まれ育った横浜を離れ、新聞社がある広島へ旅立った。
こうして社会人生活をスタートさせた僕は、報道記者として「イメージ通り」の激務に奔走。「希望み通り」四方に飛び回る生活を送っていた。だが、そんな充実した日々が続いたのもわずか3カ月。僕は身体を壊し入院を余儀なくされることとなる。幸い大事にはいたらず1週間ほどで全快。早期復職を果たす。だが、ここからが予想外だった。
激しく気分が落ち込むのだ。当初は一時的なものだろうと思っていたが、明くる日も明くる日もそれは続いた。それでも、サッカーで培った精神力には自信があっただけに「こんな状況は簡単に乗り越えられる」。頭ではそう思い続けた。だが裏腹に体が動かない。出勤したはいいものの、「心臓が地面にくっつきそうになる得も知れぬ絶望感」に襲わたり、理由もなく涙が溢れる。
さすがにこれはまずい。僕は知人のすすめで心療内科を受診。くだされた診断はうつだった。信頼できる先生のアドバイスと会社の理解のおかげもあって僕は休職に入る。先生の丁寧なカウンセリングと抗うつ剤を併用し、復職の道を探る毎日を送る。家族や会社の手厚いサポートもあって2カ月後に復職。だが、1週間もしないうちに激しいうつ症状が現れ再度会社には行けなくなってしまう。その後は休職と復職の繰り返し。先の見えない日々に、自ら命を絶つ人の気持ちが初めて分かった時期でもあった。
1年後。変わらず会社に行けない僕は、やむなく新聞社を辞める苦渋の決断をする。ようやく埋めることができたと思ったサッカーの穴は、わずか1年で再び空いてしまった。
また振り出しか。再び深い闇の中にさまよい混んだ僕を救ってくれたのは一冊の本だった。著者はいわゆる起業家で、そこには彼がこれまでどんな壁にぶつかり、どう乗り越えてきたのか。どれだけ多くの人に支えられて来たかがつづられていた。ひとつひとつの言葉に重みと説得力があった。僕は自然と勇気づけられていった。
僕は、ジャンルを問わず様々な人たちの自叙伝をむさぼった。そして半年が経った頃、驚くことが起きる。どれだけ心療内科に通っても完治しなかったうつが、いつのまにか治っていたのだった。医学的にみれば「読書したから治った」わけではないかもしれない。しかし、その時の僕に「生きるエネルギー」を与えてくれていたことに疑いようはなかった。
自分以外の誰かの生き様や考え方に触れることで、人は変われたり、前に進めたりするようになる。「どん底からの生還」を果たした僕はいつしか、こうした得がたい体験をその時までの自分のように人生で苦しんでいるまだ見ぬ誰かにもしてもらえたらどんなに素晴らしいだろう。しかも、「読書以外」の何かで。なぜ当時ようやくうつから回復し、無職だった僕がそのようなことを漠然とだが思ったのかは正直今でもわからない。だが、その漠然とした思いは僕の未来に差す一筋の光のようにその時には思えた。
しかし、ことは簡単には運ばなかった。それから数年間、僕は広告制作プロダクションや企画会社で働きながら、自分に何ができるのかを問い続けていた。だが、多忙な日々に忙殺され、全く具体的なアイデアが出てこない。そんな毎日が僕を焦らせる。まもなく28歳になろうとしていた。そんな悶々とした中で迎えた五月のある晴れた朝。僕は始業前に必ず立ち寄るカフェにいた。いつものラテに、いつもの店員、いつもの常連客。そんななか、自分だけは「いつも通り」ではいられなかった。 このままじゃ死ぬときに絶対後悔する。こんな人生でいいのか──。
当時の僕は毎日深夜まで働くもノルマ未達で年々減俸……いつ解雇されてもおかしくないお荷物社員だった。しかも当時、妻のお腹の中には初めての子どもを妊娠しており、まもなく出産を迎えようとしていた。なんとか状況を打開したい。けれど人脈も知識も実績も資金も自信もアイデアもない。八方塞がりの状態に、すべてをあきらめそうになっていた。かつて救われたあの「自叙伝」たちをどれだけ読んでも、新たに自己啓発書やビジネス書の類いに手を出しても、果ては著名人の講演会やセミナーに足を運んでも事態はまるで変わらない。こんなにも自分と人生を変えたいのに……僕は全く味がしないラテをすすりながら、半ば無意識で自身に問いかけていた。
Q 死ぬときに後悔しないのはどんな人生だろう?
A 自分が最も好きなことがライフワークとなり、人の役にも立つ人生。
Q じゃあ、何の制約もなかったら本当にやりたいことは何だろう?
A 「インタビュー」と「ポッドキャスト」をライフワークにしたい。
振り返れば、この時の自身へのインタビューがターニングポイントだった。直感的に降りてきたアイデアは、「本の著者にインタビューするポッドキャスト番組」だった。とはいえ、当時はまだ2008年。iPhoneがようやく出るかでないかのタイミングで、ポッドキャストは今よりもはるかにニッチで制作方法や配信方法も全くわからない。もちろん会社員を続けていたので時間はほとんどない。それでもなぜか不安はなかった(後がなかったから無心になれたのかもしれない)。僕はどうにか海外の専門書を見つけ、これならできるかもしれないというところまでこぎ着けた。
しかし、ここからもうひとつのハードルが。肝心の初回にインタビューする相手をどう見つけるか。仮にこの人に会いたい!と思ってもそもそも人脈もかつての新聞社のような会社の看板もない。情けないけれど、ゼロからアポを取る勇気もない。もちろん、本講座でお伝えするようなあらゆることを当時の僕はまるで知らない。
八方塞がりだった。そこでわらをもつかむ思いで足を運んだのが、起業家や経営者が集まる異業種交流会だった。社交的な友人から「こういう場なら一人や二人は本を書いている人がいるかもしれないよ」と言われ、意を決して足を運んだのだった。都内で行われたその会に集まる人、人、人。会場には、熱い思いや夢を語る人たちで溢れかえっていた。圧倒された僕はすっかり怖じ気づきすぐに端っこへ。パワフルな起業家やその「予備軍」と思しき人たちのエネルギーに、ただただ圧倒され気付けば会の終了まであとわずかとなってしまった。
もはやこれまでかと思った瞬間……「いいご縁はありましたか」とのひとこえ。話しかけてくれたのは主催者のひとりFさんだった。まったくなじめない僕をよほどあわれに思ったのか、じつに親身に話を聞いてくれた。そのやわらかな物腰に僕はようやく「ポッドキャストを使った著者インタビュー番組を始めたいと思っている」ことを打ち明けることができた。
するとFさんが「あ!」と何かを思い出す。なんと、参加者にポッドキャストを配信している人がいるとのこと。僕がいちばん探していたのは番組に出てくれる「著者」だったが、当時ほとんどの人が名前も知らなかったポッドキャストをやっているというだけでも稀少な存在。こうしてFさんに紹介してもらったのが都内の大学でMBAを教えていたTさんだった。
「ポッドキャスト」という共通点、そしてTさんの気さくで優しい人柄もあって、会話は弾んだ。そしていろいろと話をうかがっていると……彼は著者でもあることが判明。そしてなんと近々に新刊を出すという。それなら微力でも彼の本を世に知ってもらう役に立てるかもしれない。いっぽうで僕のトークは素人そのもの。けれど、こんなチャンスは後にも先にもない。僕は清水の舞台から飛び降りるつもりでインタビュー依頼を切り出した。ありがたいことに彼はすぐに快諾。これが僕のポッドキャスト番組『人生を変える一冊(現INTERVIEW)』の始まりだった。
僕は無名で実績はゼロ。メールや電話だったら断られていたかもしれない。相手にとってメリットがあったり、ベストなタイミングだったりすれば可能性はあったかと思うが、当時の僕には新刊というタイミングはともかく、メリットを確実に彼に約束できるわけではなかった(なにしろ、これから始まる番組なのだから)。そんな自分のディスアドバンテージを埋めてくれたのがフェースtoフェースで「会う」ことだった。良識を持って熱意を伝える。そこにテクニックや話術、かけひきはいらない。実績をある程度積むまで、僕は「この直接お願い」をそれなりにしてきた。良識を持った「つもり」だったが、もちろん失礼も少なからずあったと思う。手痛い失敗もそれなりにしてきた。しかし、ゼロから1を生むにはやはり「直接熱意を伝える」ほかにないのではないかと今にしても思う。
こうして何とかやり遂げたインタビュー。ホッとするのもつかの間、期せずして彼が「誰か次のゲストを紹介しようか」と言ってくれたのだった。そこからはまさにジェットコースターの展開。紹介された著者がまた別の著者を紹介。僕はその一つ一つの縁に感謝し、目の前のインタビューにただただ愚直に取り組んだ。気付けば、月10人近くの著者に会う日々が当たり前になっていた。こうして始まったインタビュー生活。
水を得た魚のように僕は著者インタビューを続けた。本業では相変わらずうだつの上がらない会社員だったが、休日を使ってインタビュー。インタビュー。インタビュー。毎朝4時に起きてそれを編集し、配信を続けた。どんなに睡眠時間が短かくても疲れはまるで感じなかった。
そして3か月ほど経った頃──驚くべきことに番組の配信元となっているブログのページビューは月間20万を超えていた。そして配信先のAppleのポッドキャスト総合ランキングではさらに信じられないことが起きた。トップに自分の番組名が刻まれているのだ。下にあるのはBBCやCNN、オールナイトニッポンなどそうそうたる顔ぶれ。目を疑うと同時に、僕は眼前に広がる無限の可能性にうなった。
ひょっとしたらこれからの時代、本当におもしろいものを創ることができれば、個人でも世界と伍していくことができるのではないだろうか。もちろんランキングがすべてではないし、ものめずらしさも多分に後押ししていたかもしれない。だが、新たなインターネットメディアの世界では、アイデアとトライし続ける勇気さえあれば、何度でも「敗者復活戦」ができるのではないだろうか。僕は直感した。
先のことは全く考えられなかったし、どうビジネスへの算段は全くつかなかった。友人からはそれだけ多くの人に聞いてもらっているのだったら、インタビューを有料で販売してみたら?と何度もすすめられた。だが僕はこう思った。
確かに有料なら目先の「小銭」は稼げるかもしれない。でもどうしても将来の広がりが見えなかった。差別化できる気もしなかった。それよりも、無名の早川洋平という個人が超マイナーな音声メディアを使って狂ったように著者インタビューを「無料」で配信し続ける方が、5年後か10年後には何か面白いことが起こるのではないだろうか。僕はこの直感だけを頼りに、その後もインタビューと発信を続けた。
そしてさらに半年ほど過ぎる頃、自分のなかにある変化が訪れた。なんと、「起業したい」と思うようになっていたのだ。会社員生活がまともにつとまらなかった僕がなぜここまでのアップデートが起きたのか。今なら理由は明快だ。ホームレス生活から奇跡の復活を遂げた経営者、フリーター経験を糧に世に出た作家、20代で成功を収めた世界的なアーティスト……僕は、普通に生活していたら一生に一度会えるか会えないという各界のトップランナーやプロフェッショナルたちに毎週のように「会う」ことで、強烈なインスピレーションとモチベーションをもらい続けていたのだ。
大いなる勘違いとはこわいもので僕はまだ1円も稼げていないのに、その日以来寝ても覚めても「起業」の二文字が頭から離れなくなってしまった。常識をきちんと持ち合わせた人なら、会社員としてしっかり固定収入を得ながら、じっくりとビジネスプランを練り、本業の収入を超えたところで初めて起業する。もしくは副業として続けていくのだろうが、僕は昔からどうしても「かけ持ち」ができない。結婚して乳飲み子もいるいい年したアラサーなんだから、そんな夢みたいなこと言ってるなとの声は、心に何度も聞こえてくる。そんなことは百も承知だ。でも、どうしても両方は続けられなかった。そして、1年前のカフェで自分に問うたあの言葉がまた脳裏をかすめる。
Q 死ぬときに後悔しないのはどんな人生だろう?
次の日、僕は会社に辞表を出していた。社長からは、何度も止められた。何しろ、社長や先輩たちに数え切れないほどサポートしてもらっても毎年ノルマ未達の社会人だったのだから。そんな無謀な僕だったが当時は、「半年分の生活費は蓄えています。いざとなったらフリーライターをすれば目下の生活費はも何とか稼げると思います」と、恐ろしく無礼かつ自分の未来を楽観的に考えていた。
そして始まったビジネスモデル0の著者インタビュー起業生活。早々に映画のような展開が訪れる。ある日突然メールボックスを開くと、ある証券会社から一通のメールが。「番組にCMを出稿したい」というオファーだった。しかも出稿料は月額にして数十万円超。会社員時代の給与の2倍を優に超える額だった。願ってもないスポンサーを見つけた僕はすっかり有頂天に。ビジネスモデル考案を放棄して、とにかく著者インタビューの配信を続けた。案外何とかなるものだな……恥ずかしながらそんなことを毎日考えていたのを思い出す。
だが、ビギナーズラックは続かなかった。毎月のように増額される広告収入だけでもうすぐ月額「3桁」万円に届くかと思ったある晩、僕の携帯電話が鳴った。スポンサーからだった。
「早川さん、申し訳ないけど、今月で出稿は終わりにさせてほしい」
時はちょうどリーマンショックの余波で日本の金融機関が大打撃を受けていた時。まさにその影響だった。こんな「バブル」が続くはずないと心のどこかで気付いていたのに、放置していた自分が情けなくてたまらなかった。「いざとなれば」の選択肢だったフリーライターの道が頭をよぎる。だが、フリーライターだって甘くはない。インタビューした著者の数人からゴーストライターの依頼を受けることもあったが、僕は二刀流ができないタイプ。「捨てる神あれば拾う神あり」で本当にありがたいお申し出だったが、もしライターの道を選んだら、自分は著者インタビューを続けることはできないと思った。
あまりにも浅はかで刹那的に生きてきた自分。向き合うのもはばかられたが、それでも僕は心の声に耳をすまし続けた。聞こえてきたのはフリーライターではなく、またしても著者インタビュー番組の道だった。この期に及んでまだ「好き」を貫く自分にあきれかえりつつも、もう行けるところまで行くしかないと覚悟を決めた。
振り出しに戻った収入ゼロ生活。だが、ありがたいことにポッドキャスト番組の勢いだけは止まらなかった。AppleのPodcastランキングでは常時トップ10入り。ブログのアクセスも月間25万PVを越えるまでになっていた。数字がすべてではないが、もし当時こうした外部の評価がなかったらいまの僕は間違いなくなかったと思う。番組に出演してくれるゲストも途切れることがなかった。紹介が紹介を呼ぶだけでなく、ニッチなメディアとはいえ、数十人のゲスト実績とそれなりのアクセスがあったから、恐る恐る「正面から」アポを取ってみると、思わぬビッグネームでもOKをもらえることが少なくなかった。
無収入。既婚。子持ち。ゲスト多数。アクセス多数。このギャップにはもはや笑うしかなかった。とはいえ、もちろん貯金は確実に減っていく。気付けばあと2カ月生活できるかいなかのところまで来ていた。
だが、期せずして転機が訪れる。番組に登場してもらったある著名起業家から「早川さん、これ面白いね。よかったら僕自身の番組を別途つくってくれないかな」。これが今の僕の会社の基幹事業のひとつである「プロデュース」の始まりだった。彼いわく、各界のトップランナーやプロフェッショナルと呼ばれる人の多くは「感度が高く新しいものが好き」。だから、ポッドキャストという今までにないメディアの可能性に気付く人は今後もっと増えてくるはず。iPhoneもにわかにブームになり始めていたし、これはビジネスになるよ。彼は僕に言った。ただひたすらインタビューをしてきただけの自分にプロデュース業が務まるのか、正直自信はなかった。だが、相手の思いや魅力を「引き出し」て「かたち」にし、世の中に届けるという意味ではインタビューもプロデュースも同じかもしれない。何より、彼の言葉が背中を押してくれた。
僕は、インタビューを続けながら、彼の番組のプロデュースに邁進した。もともと人前に出るのが好きではない僕にとって、プロデュースの仕事は理想だった。結果的にインタビュアーとして彼の番組に出演することになったのだが、自分の番組よりもはるかに客観的に物事を見ることができた。僕はただ番組のクオリティを上げることだけに集中することができた。番組はほどなくしてiTunesランキングでトップに立っていた。インタビュー同様、最初の0が1になったことでプロデュース業はここから一気に火が付いた。
ありがたいことに彼の番組プロデュースが看板となり、自分の番組で初めてお目にかかるゲストから「私の番組も作ってもらえないですか」と依頼されるようになった。ラジオ局から番組づくりのアドバイスを求められたり、出版社から本の販促番組のプロデュース相談を頼まれ始めたのもこの頃だった。横浜美術館、多摩大学、石田衣良さん、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん……気付けば僕は20以上の番組もプロデュースするようになっていた。
あれから12年。知名度も実績もなく、遮二無二走り続けてきただけの僕がここまで何とかやってこられたのは、何といっても貴重な時間(その人の命そのものと思っている)を割いて、僕に「会う」時間をつくってくれた数千人の人たちのおかげにほかならない。羽生結弦さん、故・高田賢三さん、よしもとばななさん、横尾忠則さん、コシノジュンコさんといった各界の第一人者から第二次大戦を生き抜いた戦争体験者の方々……これまでお目にかかってきた人たちを思い浮かべると、正直いまだに現実味がない。そしてこちらも信じられないことに、これまでにプロデュースさせて頂いた番組数は100を突破し、累計ダウンロード数は3億回を越えていた(2021年10月現在)。
ここまで書いてきた通り、僕が唯一してきたことといえばその「場」とそこから生まれた「縁」や「機会」をただひたすら懸命に紡いできたに過ぎない。今もって自信はまるでないし、これまでお目にかかってきた人たちのように突き抜けた何かがあるわけでもない。一方で、もし自分の直感を信じずに途中で「会う」ことを辞めていたら。ポッドキャストというパーソナルメディアを「三方良しの場」として、そして会うための「飛び道具」として出会った人のために使い続けてこなかったら──今の自分は間違いなくなかっただろうとも思う。
「会えない」時代に
会う力が必要な理由
なぜどんなに読書や講演会通いを重ねても八方ふさがりだった僕の人生が、各界のトップランナーやプロフェッショナルと呼ばれる人、それに戦争体験者のような「歴史を語りつぐ人」に、「会い」続けることで180度変わったのだろうか。どうも自分事のように捉えられない人やイマイチぴんと来ない人はこう想像してほしい。健康、人間関係、お金、仕事……もしあなたが今まさに「人生で最も必要としている」分野の第一人者に出会えたら。本のように「読者」としてではなく、 セミナーや講演会のように「相手の顧客」としてでもなく、 純粋に「一対一」でお目にかかり「問答する」時間を共有できたら。そんな生活が日常になったら。果たして人生は、どう変わるだろうか。
百聞は「一会」にしかず。どんなにSNSでだれかと「つながった」り、本やYou Tubeなどで「情報を得た」り、セミナーや講演会で「勉強した」りしても、本当に会いたい人に、対面で「会う」ことに勝るものはない。まして一度きりではなく、彼らと一生涯縁を紡ぎ、彼らから学び「続ける」ことができたら。人生におけるあらゆる分野をアップデートし続け、時代や環境に左右されない自分をつくる力──それが「会う力」だ。
「会うこと(インタビュー)」の価値は、ふたつある。ひとつは「オーガニック」であるということ。本や講演会と、インタビューで発せられる「言葉」は同じかもしれない。しかし、相手の話し方や間の取り方、息づかいまで聴けるか聴けないかでは、その言葉の裏側にある真理や本質をくみ取れるか否かに雲泥の差が出てくる。つまりインタビューとは、本や講演会よりもはるかにオーガニックなのだ。それは食べ物と同じ。どうせなら、農薬まみれの野菜より、無農薬野菜を食べたくないだろうか。果汁30%のジュースより、コールドプレスジュースを飲みたくないだろうか。
もうひとつ。会うことは「オーダーメイド」な行為だ。あたりまえだが、どんな本や講演もあなた「だけ」のためにつくられたわけではない(あなたの「ような」人に向けてつくられたものかもしれないが)。なかには本や講演に触れただけで、「具体的に何をどういう順番ですればよいのか」分かる筋の良い人もいるだろう。しかし、僕は残念ながらそうではなかった。そして、「このままの人生で終わりたくない」と見えない何かに突き動かされ、その何かに取り憑かれたように始めたのが各界の達人たちに直接会い、インタビューすることになった。
インタビューというと「質問する」イメージを持つ人が多いが、実は「質問される」側にもなりうる。トップランナーと呼ばれる人ほど、もれなく「君はどう思う?」と「逆質問」してくることが多い。つまり、僕はインタビュアーという仕事を通して、毎週のように彼らに質問し、質問され続けてきたのだった。僕は、彼らにその時いちばん知りたいことをピンポイントで聞き(ある時は公な仕事のなかで。ある時は雑談のなかで)、同時に彼らから人生や仕事に多くの気づきを与える質問をされてきた。いわばインタビューのたびに、自分だけの「オーダーメイド」の質問をし、自分のために「ピンポイントの質問」をしてもらってきたわけだ。
一対一で直接質問し、質問される。本や講演会では、決してここまでの密な空間と関係性はつくれないだろう。そしていちばんの財産は、彼らにパーソナルな質問をしたとき、多くの人たちは僕にヒントは出しても決して「正解」は言わなかったこと。それってどうなの?と思う人もいるかもしれない。しかし、僕の考えはちょっと違う。彼らはその人が一番必要としている答えの多くは「他人ではなく、その人自身の中にある」ことを知っていたのではないかと思うのだ。彼らほどの経験と能力があれば「満点に近い解答」を教えることもできただろう。しかし、自分で答えを見つけない限り、結局はだれかに依存する人生を送ることになってしまう。それでは本当の意味で「自分らしく生きる」ことにはつながらない。そんな優しさの表れだったのではないかと今では思うのだ。
オーダーメイドの質問し、ピンポイントの質問をされることで、これまでなかった視点や気づきを得、たとえ時間がかかっても自ら答えを導き出す。いかに自信も知識も特別な技術も持ち合わせていなかった僕といえども、この環境にい続ければさすがに思考も行動も変わっていく。自ら導き出した「オーダーメイド」の答えなので、だれかに依存することもないし、自分のライフスタイルにあったアクションを具体的にとっていくことができるようになっていった。かくして、いまの僕があるのは、紛れもなく「会う力」のおかげなのである。
けれど、これほどまでに人生を変えるこの力に当然のことながら気付いていない人が、世の中には本当にたくさんいる。インタビューは、なにもメディア人だけのものではない。インタビューし、されることは、「自分ではわからない可能性や悩み解決の糸口を引き出す」きっかけになる。しかしそれは、ぼくのように体験した人しか分からない。そんなジレンマから生まれたのが本書だ。タイトルを『インタビュー力』ではなく、『会う力』としたのも、「老若男女」どんな人の人生も一変させることを感じてもらいたかったから。
会うことの価値は分かった。でも新型コロナウイルスで世界中がパンデミックのまっただ中にあるなか、「実際に会うのが難しい状況で何を言ってるの?」と思う人もいるかもしれない。でも誤解を恐れずにいえば僕は、むしろ「これまで以上に」会う力が必要になってくると本気で思っている。そもそも会う=「リアルの場で会う」だけだろうか?「リアルの場で会う」のが難しい今だからこそ、Zoomやライブ配信など「オンラインの場」で会う機会は激増した。「リアルの場で会う」ありきの仕事をしていた人の多くも今、「オンラインで会う」ライフスタイルやワークスタイルにシフトしたり、「ミーティングはオンラインで」という状況に多かれ少なかれなりつつあるのではないだろうか。また、ステイホームと相まったYouTubeやポッドキャストの視聴者激増、そしてDXや安価(または無料)で便利なツールによって個人でインタビュー番組やトーク番組を持つ人もまた激増した。彼ら彼女らにとってもまた、オンラインが主とはいえ、人と「会う」のはマストだろう。
いっぽうで「相手が目の前にいる」のは同じだけど、リアルとは違う空気感・距離感に「きちんとコミュニケーションが図れているのか」と感じる人も多いと思う。それに、慣れるまではとても疲れる。しかし、場所がリアルからオンラインに変わっても「対面で会って会話をする」ことの本質に変わりはない。もちろん、通常の「会う」より難しい。実際、「番組は簡単につくれたけれど、肝心のインタビューが想像以上に難しかった。どうすればいいか」というお悩み相談を受ける機会が格段に増えた。
もちろん、僕とてオンラインのインタビューは簡単ではない。でも、だからこそ「会う力」(会う前のコミュニケーション力、会った時のコミュニケーション力、会った後のコミュニケーション力)を、「リアルで会う」とき以上に高めることが、これからの「会えない」時代では本当に大切になってくると思うのだ。そして、そこで高めた「会う力」は、コロナ後の世界(リアルとオンラインで会うが混在する「ハイブリッドの世界」)では間違いなく、強力な武器になると確信している。
講師
プロインタビュアー
早川 洋平
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て、2008年キクタス株式会社を設立。各界のトップランナーやプロフェッショナルから戦争体験者まで分野を超えてインタビューし、それを発信する声のメディアを制作。ユニクロやネスレのCMのインタビュアーとしても活動する。
横浜美術館や石田衣良氏(作家)らのPodcast番組のプロデュ-スも手がけ、自社で配信する番組の総ダウンロード数は毎月約200万回。累計は 3億回を超える。
近年は海外取材にも精力的に取り組み、『What does Japan mean to you?』で英語での発信もしている。
■インタビュー実績
羽生結弦(フィギュアスケート選手)、高田賢三(KENZO創始者)、横尾忠則(美術家)、コシノジュンコ(デザイナー)、よしもとばなな(作家)、森保一(サッカー日本代表監督)、髙田明(ジャパネットたかた創業者)、平野啓一郎(作家)、松田公太(タリーズコーヒージャパン創業者)、大倉源次郎(小鼓方大蔵流/人間国宝)、加藤登紀子(歌手)ほか
講座内容
以下の8つの力を順に学び実践いただくことで、「会う力」が確実に身につきます。
❶リサーチ力
「会いたい人」が決まったらいきなりアポをとりますか?
OKの可能性はゼロではありませんが、厳しいのは否めません。
そこで最初にしてほしいのがリサーチ。
あなたがもし営業マンなら「会う前」に相手をリサーチしませんか。
それをどのレベルまでできるかが、アポ取りはもちろん、その先にある商品やサービス購買の成否を決めます。
ではどんなリサーチをすればいいのか?
すぐに実践できるかたちでお伝えします。
【内容】ネットにはない情報を「検索する」裏技/パブリックリサーチ/プライベートリサーチ/オリジナルリサーチ/会う前に会う/共通点と地雷点/リサーチした情報をいかに記録しておくか etc
❷メモ力
メモを辞書で調べるとこんな定義があります。
メモ【memo】
( 名 ) スル
〔メモランダムの略〕
忘れたときの用心に書き付けること。また、その書き付けたもの。手控え。覚え書き。 「要点を──する」(『大辞林 第三版』より)
板書、備忘録……ぼくらがこれまでとってきたメモは、何かを書き写したり、控えたりする「インプット型」でした。 ですが、こうした従来のメモとは異なり、ここでは得たい結果から逆算して書き出す「アウトプット型」メモをお伝えします。
【内容】メモは「逆算」してとれ/「会う前」のメモとは?/「会ったとき」のメモとは?/早川洋平おすすめのメモ術/早川洋平のメモツールと使い方 etc
❸アポ取り力
どうすればアポを取れますか?最もよくされる質問です。
記者時代は「 ○○新聞の者ですが ……」と名乗れば、むげにされることはありませんでした。 しかし、独立してからは会社の看板は使えません。
知名度もスポンサードも資金力もありません。
そんななか自らのメディアに、これまで 200人近いトップランナーたちを呼び続けてきました。 これだけ会い続けられるのは、ぼく以外でも再現可能な一定のルールや理由があるはず ……そこでこれまでトップランナーとどう会ってきたかを徹底分析してみると、「パターン」があることがわかりました。
【内容】アポ取りには紹介型と直接型がある/六次の隔たり/いいとも!形式/「その場」型/出版社型/正攻法/「別件」型/共感型/ジャストタイミング型 etc
❹段取り力
ようやくアポが取れた。
「あの人」についに会える─喜びはもっともですが大切なのはここから。
いかにその「会う場」を双方にとって最高のものにするか。
そして「一度きり」ではなくその後も縁を紡いでいくか。
そのために忘れてはならないのがこの力です。
「段取り八分仕事二分」とあるように、この質量がその後を大きく左右します。
【内容】事前準備/タイムマネジメント/アポが取れたら一番始めにすべきこと/会う前に会え/手みやげは何が良いか/外注力/バックアップ/正しいロケハンの仕方 etc
❺質問力
質問というと「会った時」や「インタビュー時」にするイメージが強いかもしれません。 しかし、「会う前」の質問と「会った後」の質問も同じくらい大切です。
この3ステップで最高の結果を残すために、「自問力」「他問力」という二つの質問力を伝授します。
僕が日常のインタビューで実際に使っている質問もお伝えしたいと思います。
【内容】自問力/他問力/プロが使う鉄板の質問/質問力をつける「参考書」/年表×俯瞰/最適な質問の「量」/縁を紡ぐ質問/質問力を磨くためにできる4つのこと etc
❻現場力
質問力と同じくらい会った「時」に大切なのがこの力。
会う「場」は良くも悪くも「想定外」の連続。
そのなかで何を心がけ、どう対応していくか。
得たい結果をいかに確実に得ていくか。
それが例えば仕事の場なら、今後のビジネスの命運を大きく左右するでしょう。
だれよりも「本番に弱かった」ぼくが、現場で学び培ってきたすべてをお伝えします。
【内容】コミュニケーション力/アドリブ力/「白紙」の重要性/初心者がやってしまいがちなこと/テクニックより大切なこと/ふところ力/頭が真っ白になった時の対処法 etc
❼縁紡力
本講座は「1回会えばゴール」ではありません。
会う力を身につける大きなメリットは、その相手と縁を紡ぐチャンスが飛躍的に高まること。
仕事をご一緒するだけでなく、友人同士になってしまうこともありえます。
キモとなるのは縁紡力。
「雲の上の存在」だと思っていた相手と同じ世界でビジネスをしたり、ともに人生を送ったりするための代えがたい力です。
【内容】その場で紡ぐ/空白のスケジュール/あとで紡ぐ/アナログの価値/距離感と平衡感覚/面談メモ/特定日を使え/相手のことを考え続ける「テクニック」 etc
❽メディア力(場の力)
この力を使うことは、人生で「会う」質量を飛躍的に増し、同時にここまでの七つの力を磨く最高のトレーニングにもなります。 レバレッジの効き方がまるで変わってきます。
いわば人生を大きくアップデートするための「最終兵器」──それがメディア力(場の力)です。
この最後の力をマスターすることで、あなたは一生涯、人生を更新する人と世界に会い続けるためのエンジンを積んだことになります。
【内容】メディアの再定義/場と場所は違う/自分にあったメディアの選び方/Podcastを使い続ける本当の理由/9つのフリー/スマホと「場」の関係/公共性の強さ/自分のメディアで最大限効果を発揮するための秘訣 etc
目次
実際の講座でお伝えしている「会う力」の8つの力の目次をご紹介します。
❶リサーチ力
- なぜリサーチが重要なのか
- 【公】パブリックリサーチ①無料(本人発信)
- 【公】パブリックリサーチ②無料(メディア発信)
- 【公】パブリックリサーチ③有料(本人発/著書・連載記事)
- 【公】パブリックリサーチ④有料(メディア発/インタビュー記事)
- 【公】パブリックリサーチ⑤有料(本人発/体験)
- 【私】プライベートリサーチ①六次の隔たり
- 【私】プライベートリサーチ②絶対に外してはいけないポイント
- 【独自】オリジナルリサーチ①「カラーバス」を使おう
- 【独自】オリジナルリサーチ②得意ジャンルを生かす
- 【独自】オリジナルリサーチ③自分の「足」で得たリサーチに勝るものはない
- 【独自】オリジナルリサーチ④「会う前」に会う
- 共通点と地雷点をピックアップする
❷メモ力
- メモは「逆算」して取れ
- 「会う前」のメモ
- 「会った時」のメモ
- 「マインドマップ」を使い倒す
❸アポ取り力
- アポ取りは2パターンしかない!
- 紹介型①シンプルな紹介
- 紹介型②身近な紹介/具体例
- 紹介型③「笑っていいとも!!」形式
- 紹介型④読者・リスナーから紹介
- 紹介型⑤その場で紹介
- 紹介型⑥出版社から紹介/具体例
- 直接型①正攻法
- 直接型②その場でお願い
- 直接型③別件を生かす
- 直接型④勉強会で機会をつかむ
- 直接型⑤顧客になる
- 直接型⑥コンセプト共感
- 直接型⑦ジャストタイミング
❹段取り力
- 段取りの二つのステップ
- 事前準備①紹介者がいればお礼と報告を
- 事前準備②「会う前」に会っておく
- 事前準備③喜ばれるものを贈る
- 事前準備④助けを借りる
- 事前準備⑤リマインドを入れる
- 事前準備⑥バックアップを怠らない
- 事前準備⑦ロケハンをする
- タイムマネジメント①90分前には現地入りする
- タイムマネジメント②当日「おしりの時間」を聞く
❺質問力
- 自問力①会う前の自問
- 自問力②+αの自問
- 他問力①相手が簡単に答えられる質問
- 他問力②本題に関する質問
- 他問力③縁を紡ぐ質問
- 早川洋平の質問集
- 質問のストックを増やすためのおすすめコンテンツ
- 相手に気付きを与えられるか
- 最適な質問の量とは
- 質問力を磨くために①現在・過去・未来を聞く
- 質問力を磨くために②優れたインタビューに触れる
- 質問力を磨くために③「Q&Aコーナー」に投稿する
❻現場力
- コミュニケーション力①問題点・不明点がないか聞く
- コミュニケーション力②熱意や教えを請う気持ちを真摯に伝える
- コミュニケーション力③すべてのリサーチはいったん忘れる
- コミュニケーション力④緊張していることを正直に言う
- コミュニケーション力⑤相手が触れて欲しいポイントを読み取る
❼縁紡力
- その場で紡ぐ①アポの後ろは何も入れない
- その場で紡ぐ②時間いっぱいまで内容を組み込まない
- 後で紡ぐ①お礼状を書く
- 後で紡ぐ②ホウレンソウを忘れない
- 後で紡ぐ③相手のことを考える時間を定期的に予定する
- 後で紡ぐ④「距離感」と「平衡感覚を持つ」
- 共通で大事なこと①相手のニーズやシーズを知り、応えていく
- 共通で大事なこと②面談メモを効果的に使う
- 共通で大事なこと③「特定日」を有効活用する
- 共通で大事なこと④最初の誘いは断らない
❽メディア力(場の力)
- メディアとは「三方良しの場」のこと
- 何をメディアにするか
- 他者の役に立つとは
- 早川洋平がPodcastを使い続ける理由
- オンラインメディアの可能性
- 九つのフリー
- スマホと「場」の関係
- さらに「会いやすく」なる
- 「公共性」の意味
- 自分と向き合う時間をとる
無料サンプル映像
82.メディア力(場の力) 「オンラインメディアの可能性」より
受講コース
ライフスタイルや目標・目的にあわせて2つのコースからお選び頂けます。
映像コース
講座スタイルで一つずつ早川から学びたい方へ
早川洋平に質問/相談したい方へ
(映像コースには音声も含まれます)
【随時お申し込み可能です】
受講料:98,000円(税込)
支払い方法:一括/分割10回
八つの力をていねいに解説した動画講義(全89本)が受け放題。講義は専用ページに全てストックされています。映像はご自宅のパソコンや通勤内の電車で、音声は散歩や家事の合間に。いつでもどこでもご自身の予定とペースにあわせて受講できます。ほとんどの講義は5分前後の短いものなので、「スキマ時間」に学ぶことも可能です。「コツコツと学ぶのが好き」という方におすすめです。*6ヶ月間にわたって、早川洋平があなたのご質問・ご相談・疑問・お悩みにお答えいたします(*Discord内のチャンネルでお答えします。)
音声コース
リーズナブルな価格で会う力を学びたい方へ
忙しくて映像で学ぶ時間を取れない方へ
音声で受講されたい方へ
【随時お申し込み可能です】
受講料:39,800円(税込)
支払い方法:一括
映像コースと同様に八つの力をていねいに解説した音声講義(全89本)が受け放題。「早川洋平への質問/相談」「受講生・卒業生のコミュニティ」はご利用いただけませんが、その分リーズナブルな価格でご受講いただけます。
音声を自身の端末にダウンロードして、通勤・散歩・家事の合間など、いつでもどこでも「ながら聞き」で会う力を学ぶことができます。手軽にご利用いただけるので、繰り返し聴くことで「会う力」を深めることができます。
充実のフォローアップ
①無制限コンサルティング
「会う力」に関することであれば、期間内(6カ月利用可能)に無制限であなたの質問・相談にお答えします。講義や実践のなかでわいてきた疑問や悩みをいつでもご相談いただけます。
全受講生・卒業生だけが集う専用コミュニティ(Discordを使用します)で行います。ご自身が質問しなくても、他の受講生の質疑応答が見られるので「独学」では得られない知見が得られます。本当に、何度でもきいていただいて構いません。わからないところはそのまままにせず、すぐに聞いてくださいね。
(*音声コースは対象外ですのでご注意ください)
②受講生・卒業生限定コミュニティ
「無制限コンルサティング」を行うWEBページには、受講生・卒業生が一堂に会するコミュニティ(Discordを使用)も用意しています。
同じ志を持った仲間たちはどんなきっかけで受講したのか。いま何を考えているのか。どんな歩みやアウトプットを進めているのか。自由に共有・交流をはかっていただけます。国内外に広がる仲間とつながり、磨き合う場としてぜひご活用ください。
(*音声コースは対象外ですのでご注意ください)
受講お申し込み
映像コース
10,388円×10回
分割支払手数料(6%)5,880 円
お支払合計 103,880円
音声コース
受講生の声
推薦者
小説家
石田衣良さん
メルマガ、サロン、Podcast、YouTube……早川さんと仕事をして6年以上になります。
彼は何のコネがなくても、世界中のあらゆる人に「会いたい!」と決めたら本当に会ってしまうある種の「変人」です。でもそれが全部ちゃんと仕事につながっている。
そして彼が個人で始めたPodcastのプロジェクトは、今やキクタス全体で累計ダウンロードが二億回を超えるまでに成長している。
それはいかに、早川さんの「会う力」がクレイジーなのかを示すものだとぼくは思います。
「会う力」は人生を動かすための「前進力」「エンジン」と言い換えることもできるんじゃないかな。普段真面目な面もある早川さんですが、この講座ではその「クレイジーさ」を遺憾なく発揮してくれると思います。ぜひ受講してみてください。
いしだ・いら/1960年東京生まれ。広告制作会社を経てフリーのコピーライターに。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞。同シリーズは、第17巻『炎上フェニックス』まで刊行されている。2003年『4TEEN』で直木賞。06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞。他に『娼年』など。 YouTube、Podcastで『大人の放課後ラジオ』を毎週配信中。
最後に
21世紀に入り、多くの人がインターネットやソーシャルメディアを使って「つながれる」ようになりました。パンデミックにより一気にそれが加速したのはだれもが感じることだと思います。確かにファーストコンタクトは容易になったかもしれません。でも、いったいどれだけの人が「会いたい人」と「本当」につながっているでしょうか。
僕は思います。 DXが進めば進むほど、「直接会う」ことの価値(とハードル)は高まっていく。情報があふれればあふれるほど、自分にとって本当に大切なことは、本当に信頼できる人に会って学んだり、確かめたりするに限るし、言葉にはならない本当に深いところまで本質的なメッセージを受け取るには、やはりオンラインよりリアルの方が圧倒的に効率がいい。 そしてメディアに加工された二次情報よりも、その道の第一人者から直接聞いた「一次情報」に勝るものはない、と。
前世紀、一次情報を得られたのはごく一部の層やメディアの人たちだけでした。しかし、今は違います。「会う力」を身につけ、その道の第一院者から直に学んだり、あなたが心から会いたいと願う相手に会ったりすることで、自身をアップデートできる最高の時代に僕たちは生きています。
本講座では、会う力を構成する八つの力を誰にでも再現可能なかたちとなるようぼく自身の体験も交えて余すことなくお伝えします。ひとりでも多くの人が「会う力」を身につけ、ご自身の人生を「更新」するたくさんの人と世界に出会ってもらえたら。これほどうれしいことはありません。
「会えない」時代といわれる「いま」、 相手の本質と本音を引き出し、 自身の未来も開く一生モノの力をみなさまにお伝えするのを楽しみにしています。
講座に関するQ&A